自然石のアールのアプローチが、玄関へと誘導します。

駐車スペースは、美観を損ねないすっきりとしたカーポートを設置しました。

子世帯のリビング前は、広さを感じるプライベートなテラスとなるよう、窓の中心の延長線上に距離を取った形の壁をデザインしました。視線の先にシンボルツリーと下草の花壇を造り、グリーンが映える憩いのテラスとなりました。

寛ぎのテラスには、パーゴラ・ポーチを設置しました。さらに快適に過ごしていただくために、開閉シェードも付けました。

門扉入口から正面にアールの壁を造りました。花壇を造って高木と低木を植え、その先のプライベートな空間への視線がストップするよう考えました。既存の石を使いたいというご要望にも応じています。夜間は樹木をスポットライトが照らし、玄関までの案内と防犯の役割を果たします。

親世帯のリビング前は、布団もゆったり干せる広々テラス。視線の先には管理しやすい高さの花壇を造り、行灯風エクステリア照明も設置して、和の花壇になりました。

庭の一角に造った家庭菜園に散水するための雨水タンクを、使いやすい場所に設置しました。訪問客の視線に触れないよう、袖壁を造りました。

窓越しにもお庭を鑑賞することが出来ます。これから育っていく薔薇やハーブ、野菜たちが楽しみです。既存の井戸、池を活用しました。

庭の中央にある、樹齢５０年以上のニオイシュロランを、シンボルツリーとして活かしました。

「野菜を育てるお庭」「ハーブの花壇」「薔薇のアーチ」「葡萄の棚（バーゴラ）」「テラス」などのご希望を実現しました。

既存のアプローチを生かしながら、お庭に立体感が生まれるようにアーチやバーゴラをレイアウトしました。

【Before】

暗く重苦しく感じる生垣を通りぬけ、カースペースまで急な階段を降りていました。

【After】

開放感のあるスロープを設置し、車いすでも安全に通ることができるようになりました。もちろん歩行でもスムーズです。

【Before】

高さがあり過ぎる生垣が防犯の妨げになるとともに、圧迫感を作っていました。

【After】

低いフェンスを設置して明るい葉色の植物を植え、見通し、風通しが良くなりました。

【Before】

階段の両サイドにある高い塀と生垣が、暗く、狭いイメージを作り出していました。

【After】

階段最上段にアイアンフェンスで囲った踊り場スペースを造って広くすることで開放感を生むとともに、車いすでもスロープを使えるようにしました。また、両サイドの塀を低くし、新たにシンボルツリーやコニファーを植えることでリズム感を出し、表札、ポスト、外灯を設置しました。

【Before】

家の外周を回る小径へ行くために直角に曲がらなければならず、危険を感じさせる階段でした。

【After】

踊り場を設置することで、安全、スムーズに小径へ入れるようになりました。

広めの長い緩やかなアプローチ。両脇に配された植物が、訪れる人に四季の移り変わりを知らせてくれます。

隣家との堺が鬱蒼とした感じにならないよう、白の木製フェンスで明るくスッキリさせました。

アンティークレンガを敷き詰め、森へ向かう小径をイメージしました。通り抜けるたびに、花壇のハーブの成長を楽しむことができます。

正面の森ごと、借景として取り込む設計にしました。ウッドデッキがリビングとの繋がりを作り、森の中にいるようなセカンドリビングが出現しました。